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1979/05/05
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全てに絶望、望むものなど何も無い。
Ⅰ Know, Ⅰ’m a Real Stupid.
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誰にでも一生聴き続けるであろう音楽があると思います。
俺が生まれて初めて、絶対死ぬまで聴き続けるであろうと強く核心を持ったのがICEでした。
そんなICEの産みの親であり、ギタリスト・作詞・作曲・編曲・プロデュースとICEの世界を作り出していた宮内和之氏が五年間の闘病生活の末、2007年12月18日に耳下線癌の為、43歳という若さで永眠されました。
復帰後、新作をリリースし、Voの国岡嬢と結婚。まだ新婚なのに・・・
これからだと思っていた矢先だったのに・・・
とにかくショックで、こうして書くことに至るまで気持ちの整理がつかず・・・
やっと書く気になれたのでここに記そうと思います。


日本初の「ユニット」、ICEを初めて知ったのは94年、当時の俺は中学生。
夜中の音楽番組を見ていて、流れていたのは「MOON CHILD」でした。
初めて聴く声質のVo、美しいメロディライン、センスの良いアレンジ。
全てが新鮮で、言葉に言い表せない程の衝撃を受けました。
次の日、すぐにCD買いに行ったっけなぁ・・・

その後、リリースされた「SLOW LOVE」で更なる衝撃を受け、気付けばどっぷりとICEにはまっていました。
当時の音楽シーンは小室プロデュース作品が大流行で、巷にはハイトーンの女性Voと派手目なデジタルサウンドが溢れていました。
そんな中、ICEは全く逆で国岡嬢のウェットでアダルトなVoと、デジタルサウンドを使っても、アナログと上手くミックスされたクールで洗練された音をより深めていくのを見て、「絶対ICEの方がセンス良い音だ」と強い憤りを感じたのを今でも思い出します。

その後、名曲「kozmic blue」や、今でも真夜中のドライブに欠かせない「ICE Ⅲ」に触れ、俺はギターを手に取り音楽を始めることとなったのです。
宮内さんのファンク、ロック、ジャズ等、スタイルを選ばないプレイには憧れましたね。
よくコピーしたもんです。 
ギタリストだけでなく、その卓越した音楽センスにはとてつもなく影響を受けました。
だからこそ、俺は詞を書いたり曲を書いたり、サウンド面にも興味を持つことになったのでしょう。
宮内さんについてはこちらとか、角松敏生氏のコメントとかYahoo!オークション Guitar Labo等・・・

一時期はよくCMのタイアップに使われてスマッシュヒットしたりもしてましたが。
特に「GET DOWN,GET DOWN,GET DOWN」なんてジュエリーマキのタイアップでした。
ジュエリーマキと言えば当時は「タイアップすれば必ず売れる」なんて言われてましたね。
タイアップ取るのはよほど良い楽曲じゃないとお声をかけていただけないと伝説になってました。
工藤静香が自分の曲を売り込んだら断られたなんて逸話もありましたっけ。


しかし、ICEを知らない人の方が多いのは事実です。
よく他人にICEを聴かせると「良い声だね、誰が歌ってるの?」とか、「良い曲だね、誰の曲?」と聞かれ皆、ICEの音楽を好きになってくれました。
特に女の子には大変ウケがよく、ムード作りには最高・・・

前の職場の先輩夫婦が不仲だと聞き、「これを流しながら夜中に二人でドライブして下さい。絶対上手くいきますから。」と言って、その先輩に「We are in The Mood」を貸したら、「仲直り出来た。ありがとう。」と感謝され、二人から食事をおごってもらったなんてことも。
女の人はそういうムード作りとかされると嬉しいもんなんでしょうかね?
奥さんには特に感謝され、その後はすっかりICEファンになった様で。

昔からICE聴きながら真夜中にドライブするってのは夢でしたね。
免許のなかった頃は本当に憧れたものです。
免許を取って初めて真夜中に「ICE Ⅲ」を聴きながらドライブした時は、「あぁ・・・俺も大人になったんだなぁ・・・」なんてとんでもない勘違いをした覚えもありました(笑)

出来れば年老いても嫁さんを乗せて、ICEを聴きながら真夜中に二人でドライブ・・・
なんてのに今でも憧れます。
ICEを理解出来る相手が欲しいもんです。出来れば国岡嬢に似たべっぴんさんで・・・


ICEは俺の青春そのものです。
そして、これからも生きている限り聴き続ける音楽で、宮内さんの世界は俺の胸に生き続けます。
宮内さんがいなくなってしまっても、決して消えることはありません。
この素晴らしいICEの世界を多くの人に知って欲しい。
でも世界はまだ美しいと 言える奇跡を信じていたいから・・・(from...kozmic blue)


YOU TUBEにライブ映像やらPVあるんで、興味のある方は是非。
最後に・・・宮内兄貴、愛してます。
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