なんだか家に引きこもってドラクエばかりの生活をずっと続けてるのもなんだな・・・と思い、煙草を買うついでに30キロ程度の短めなドライブ。
この「短め」というのがミソである。
短い時間と距離でドライビングに集中。そして、早いペースで走る。短時間をチンタラと流してもしょうがない。
というわけで、いつものコースへ。
シフトランプが三段階というタイプのタコなのだが、普段の生活の中では大抵1つ目が点灯した位でシフトする。(1つ目は3000回転)
今日はきっちり三つ目まで使い切る走り。
と言っても4000回転。最大トルクが発生するのが4000なわけで、低馬力な車にはトルク重視で回した方がしっくりくるもんで。高回転型のエンジンでも無いし、4000以上は伸びないなんとも情けないエンジンで・・・そんな理由からシフトランプのピークは4000に設定。
キレてる時はリミットまで回すけど・・・
非力ながらも軽い車体、実質的な速さよりも体感的な速さを感じられるというのは、とてもエキサイティングなことだと思うし、紛れもなくスポーツだ。
そこに「ときめき」があると思う。
そんな観点から考えると、NEWスカイラインには「ときめき」が帰ってくるのだろうか?
見た感じにはR32の様なときめきは無さそうで、まぁ全く違った次元の車だろうが。
なんだかただの高級車の様で、つまらん顔。
日産の言う「ときめき」と消費者の求める「ときめき」にズレがある様に感じる。
まぁあの頃の技術者も随分とスバルに流れた影響なのか、ゴーン体制に変わった為なのかは知らんが。
「ときめき」よりも「煌めき」、なんだかそんな印象。
いずれにせよ、スカイラインは立派になり過ぎ。
話を戻して。
大きな力に包まれる充実感というのも素晴らしいものだが、日本の狭い道では使い切れないのが痛いところ。
小さくても使い切れる楽しみというのは非常に胸がスカッとするものだ。
道の細いワインディングで軽い車体をフットワークさせ、排気量が上の後続車達をミラーから消していく感覚はたまらないのである。
これもMT車であってこその利点。
生活の中で人を乗せることが度々あるが、そんな時に心地良く流して走るなら圧倒的にATの方が適している・・・というのが一般的だと思う。
人を乗せ、せわしくシフトするよりも大人しくATを選択する方が利口だな、なんて考えてAT車も次の候補として一応挙げていたが・・・
やはりワインディングをMTで走ったらそんな甘ったるい考えも吹っ飛ぶわ。
いくらセミオートマ車が増えたとは言え、直感的な操作感はMTには敵わないし、自由度が違う。
ある意味、機械に頼るよりも己の腕を磨くべきと再認識。
そう、何より非力なのは自分自身。
やっぱり車は一人で乗るのが一番楽しい。
車と人間、一対一で向き合ってこそ見えてくるものがある。
免許を取って今年で10年。今日走った道も10年の付き合いということになる。
振り返ると、安全に対する意識は高まったかと思う。
ここ数年だけど・・・
それでも吹っ飛ばしてばかりだから結局は何も変わっとらんね。
全く無駄な20万キロ+α(仕事の分)だった。
はぁ・・・ため息しか出ねぇ・・・
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